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炊飯図鑑
炊飯器の「内釜・保温・実力」を数字で見る比較図鑑

炊飯器の圧力は1.05〜1.5気圧|数値を公表は7社中4社25機種

こつぶのアイコン書き手: こつぶ(ハムスター) 初版: 2026年8月18日 / 最終更新: 2026年9月6日

図鑑 No.022

炊飯器25機種の「かける圧力(気圧)」くらべ

  • 気圧の数値を公式ページに書いていたのは日立・象印・東芝・タイガーの4社25機種。上限で並べると1.05〜1.5気圧で、最多は1.2気圧の12機種
  • パナソニックは可変圧力IHを名乗る16機種すべてで気圧の数値がなく、比較表の欄は「急減圧バルブ」まで。三菱電機は逆に「圧力をかけない」と明記している
  • 同じメーカーの中でも数値は割れる。日立は1.2〜1.5気圧、東芝は1.05気圧の機種と1.2気圧の機種があった。「圧力IH」という言葉だけでは強さは決まらない
圧力IHと普通のIHで迷っている人カタログの「圧力」という言葉が何を指すのか確かめたい人メーカーをまたいで数値で比べたい人パナソニック・アイリスオーヤマの機種で気圧を知りたい人(前者は公表がなく後者は公式サイトが機械で読めませんでした)

この記事で比べた商品

日立 RZ-W100JMの商品画像

日立 RZ-W100JM

今回の25機種で最高の1.5気圧。仕様表に数値の行がある

¥85,399 楽天・2026年9月6日確認

  • 仕様の「圧力・スチーム」の欄が「最高1.5気圧・スチーム」。今回集めた25機種で最も高い数値
  • 日立は機種ごとに数値を書き分けている。RZ-V100JMは1.3気圧、RZ-BV100Mは1.2気圧と、同じ社内で3段ある
  • 1.5気圧のときに内釜の中が何度になるかは、日立は書いていません(温度の記載は浸しの約40℃だけ)
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タイガー JPI-Y100の商品画像

タイガー JPI-Y100

7社でただ1社、気圧と温度をセットで書いていた

¥54,300 楽天・2026年9月6日確認

  • 「炊きあげ時に約1.25気圧の圧力をかけることで内なべの中の温度を約106度に高め」と、気圧と温度を並べて書いている社は今回タイガーだけでした
  • 炊きあげの約1.25気圧と、そのあとの「約1.05気圧の高温蒸らし」を工程で書き分けている
  • 約106度は「1.25気圧の場合の沸とう時、内なべの中の温度(当社調べ)」という注つきの値です
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東芝 RC-10ZWAの商品画像

東芝 RC-10ZWA

機能一覧に「気圧コントロール」という独立した行がある

¥105,357 楽天・2026年9月6日確認

  • 機能一覧に「気圧コントロール」の行があり、値は「真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)」。行の名前として圧力を持っているのは7社で東芝だけでした
  • 同じ書式で全機種のページに並んでいるので、10機種を横に並べて読めます
  • 寸法・仕様のページには気圧の行がなく、機能のページを開かないと出てきません
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三菱電機 NJ-BW10Jの商品画像

三菱電機 NJ-BW10J

数値が無いのではなく、圧力をかけないと書いている

¥111,043 楽天・2026年9月6日確認

  • 商品ページに「お米本来のおいしさを引き出すために、『圧力をかけない』炊き方にこだわる三菱ジャー炊飯器」と方針が書かれている
  • 仕様表に圧力の行が無いのは、書き落としではなく設計の側の話だと読めます。NJ-VW10Jの仕様表も同じく圧力の行がありません
  • 圧力をかけないことが炊き上がりにどう効くのかは、公式ページでは言葉の説明までで、数値の比較はありません
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炊飯器の売り場でいちばんよく見る言葉が「圧力IH」です。では何気圧なのか。7社の公式ページを開いて数値を探したところ、書いてあったのは4社25機種でした。値は上限で1.05〜1.5気圧です。

いちばん高いのは日立のRZ-W100JMで最高1.5気圧。いちばん低いのは東芝のRC-18KGWで1.05気圧。そして25機種のうち12機種が1.2気圧で、ここに固まっていました。

こつぶ「圧力IHという言葉は同じでも、中身の数字は同じではありませんでした」

先に結論——上と下と、圧力をかけない側

日立 RZ-W100JM|今回の25機種で最高の1.5気圧。仕様表に数値の行がある

日立 RZ-W100JMの商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 仕様の「圧力・スチーム」の欄が「最高1.5気圧・スチーム」。今回集めた25機種で最も高い数値
  • 日立は機種ごとに数値を書き分けている。RZ-V100JMは1.3気圧、RZ-BV100Mは1.2気圧と、同じ社内で3段ある
  • 特長ページにも「最高1.5気圧」と同じ数値が出ていて、仕様表と食い違いません
ここが気になる
  • 1.5気圧のときに内釜の中が何度になるかは、日立は書いていません(温度の記載は浸しの約40℃だけ)
  • 「最高」とあるとおり、炊飯中ずっとその圧力ではありません。どのコースで何気圧かの内訳は非公開
  • 圧力の数値が高いほど好みの炊き上がりになる、とは公式のどこにも書かれていません

Amazonで探す楽天市場で見る ¥85,399(2026年9月6日確認)

タイガー JPI-Y100|7社でただ1社、気圧と温度をセットで書いていた

タイガー JPI-Y100の商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 「炊きあげ時に約1.25気圧の圧力をかけることで内なべの中の温度を約106度に高め」と、気圧と温度を並べて書いている社は今回タイガーだけでした
  • 炊きあげの約1.25気圧と、そのあとの「約1.05気圧の高温蒸らし」を工程で書き分けている
  • 同じ数値は上位のJPV-Y100/JPV-Y180にも出ていて、シリーズをまたいで確かめられます
ここが気になる
  • 約106度は「1.25気圧の場合の沸とう時、内なべの中の温度(当社調べ)」という注つきの値です
  • 同社でもJPV-L100/JPV-M100は加熱方式の欄が「圧力IH」なだけで、気圧の数値が出てきません
  • 仕様表そのものには気圧の行がなく、数値は本文側の説明に埋まっています

Amazonで探す楽天市場で見る ¥54,300(2026年9月6日確認)

東芝 RC-10ZWA|機能一覧に「気圧コントロール」という独立した行がある

東芝 RC-10ZWAの商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 機能一覧に「気圧コントロール」の行があり、値は「真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)」。行の名前として圧力を持っているのは7社で東芝だけでした
  • 同じ書式で全機種のページに並んでいるので、10機種を横に並べて読めます
  • 真空と圧力が別々に書かれていて、どちらを持つ機種かが分かります
ここが気になる
  • 寸法・仕様のページには気圧の行がなく、機能のページを開かないと出てきません
  • 「圧力可変」の下限は書かれていません。可変幅は読み取れないままです
  • 消費電力1450Wは、別記事で集めた15機種で最も高い値でした

Amazonで探す楽天市場で見る ¥105,357(2026年9月6日確認)

三菱電機 NJ-BW10J|数値が無いのではなく、圧力をかけないと書いている

三菱電機 NJ-BW10Jの商品画像(楽天市場)出典:楽天市場(画像クリックで商品ページへ)

ここがいい
  • 商品ページに「お米本来のおいしさを引き出すために、『圧力をかけない』炊き方にこだわる三菱ジャー炊飯器」と方針が書かれている
  • 仕様表に圧力の行が無いのは、書き落としではなく設計の側の話だと読めます。NJ-VW10Jの仕様表も同じく圧力の行がありません
  • 数値で競う土俵に乗っていないので、気圧を比べる必要がそもそもありません
ここが気になる
  • 圧力をかけないことが炊き上がりにどう効くのかは、公式ページでは言葉の説明までで、数値の比較はありません
  • 圧力IHと非圧力を同じ物差しで並べられないので、この記事の25機種の表には入れられませんでした
  • 最大消費電力1400Wで、圧力機と比べて低いわけではありません

Amazonで探す楽天市場で見る ¥111,043(2026年9月6日確認)

では、数値を出している4社25機種を全部並べます。

気圧を公表している4社25機種

日立(5機種)

項目名は「圧力・スチーム」または「圧力」で、仕様ページの表の中にあります。

機種型式公表されている圧力
RZ-W100JM圧力&スチームIH最高1.5気圧・スチーム
RZ-V100JM圧力&スチームIH最高1.3気圧・スチーム
RZ-BV100M圧力スチームIH最高1.2気圧
RZ-BV180M圧力スチームIH最高1.2気圧
RZ-G10EM圧力IH最高1.2気圧

同じ「ふっくら御膳」の名前でも、1.5・1.3・1.2の3段に分かれていました。日立は上位から順に気圧を下げていく作りになっています。

象印(6機種)

項目名は決まっておらず、商品仕様表の炊飯方式の欄や、商品ページの本文に出てきます。

機種シリーズ公表されている圧力
NW-NB10炎舞炊き1.0〜1.3気圧
NW-NB18炎舞炊き1.0〜1.3気圧
NW-KB10炎舞炊き1.0〜1.3気圧(7通りの炊き分け圧力)
NW-KB18炎舞炊き1.0〜1.3気圧(7通りの炊き分け圧力)
NW-JY10圧力IH1.3気圧(沸とう維持工程の追い加圧)
NW-JY18圧力IH1.3気圧(沸とう維持工程の追い加圧)

象印だけが下限と上限の両方を出しています。「1.0〜1.3気圧」という書き方は、圧力をかけない状態も含めて7通りに振り分ける、という意味です。NW-NB10/NW-NB18の仕様表には「メニューによってかかる圧力が異なります」という注もついていました。

いっぽう同じ象印でも、NW-YB10/NW-YB18の商品ページには「炊き分け圧力」「うまみ圧力蒸らし」という機能名だけで、気圧の数値は出てきませんでした。

東芝(10機種)

項目名は「気圧コントロール」で、各機種の機能ページの表にあります。7社のうち、圧力そのものを行の名前にしていたのは東芝だけでした。

機種方式気圧コントロール
RC-10ZWA真空圧力IH真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-10SGA真空圧力IH真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-10MGA真空圧力IH真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-10PGA真空圧力IH真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-10HGA真空圧力IH真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-6MGX真空圧力IH真空/圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-18KGW真空圧力IH真空/圧力 1.05気圧(圧力可変)
RC-10HPA圧力IH圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-10FPX圧力IH圧力 1.2気圧(圧力可変)
RC-6PXX圧力IH圧力 1.2気圧(圧力可変)

10機種のうち9機種が1.2気圧で、1升のRC-18KGWだけが1.05気圧でした。同じ「真空圧力IH」という名前の中に、1.2気圧の機種と1.05気圧の機種が混ざっています。名前では見分けがつきません。

真空IHのRC-10RXB/RC-18RXBは、同じ「気圧コントロール」の行が「真空」だけで、圧力の値がありませんでした。真空はあるが加圧はしない、という区別です。

タイガー(4機種)

仕様表ではなく、製品ページの説明文のなかに数値があります。

機種加熱方式公表されている圧力
JPV-Y100圧力IH約1.25気圧(炊きあげ時)
JPV-Y180圧力IH約1.25気圧(炊きあげ時)
JPI-Y100圧力IH約1.25気圧(炊きあげ)/約1.05気圧(高温蒸らし)
JPI-Y180圧力IH約1.25気圧(炊きあげ)/約1.05気圧(高温蒸らし)

JPI-Y型は、炊きあげと蒸らしで圧力を変えていることを工程で書き分けています。ここまで書いているのは今回の7社でタイガーだけでした。

上限で並べると1.05〜1.5気圧、真ん中は1.2気圧

25機種を、公表されている圧力の上限で並べ直します。

上限の圧力機種数内訳
1.5気圧1機種日立RZ-W100JM
1.3気圧7機種日立RZ-V100JM、象印NW-NB10/NB18/KB10/KB18/JY10/JY18
約1.25気圧4機種タイガーJPV-Y100/Y180、JPI-Y100/Y180
1.2気圧12機種日立3機種、東芝9機種
1.05気圧1機種東芝RC-18KGW

25機種のうち12機種、つまり半分近くが1.2気圧です。炊飯器の圧力は、実質1.2気圧を中心に上下0.3気圧の幅で並んでいるというのが今回の集計から言えることでした。

上から下までの差は1.5対1.05で、比にすると約1.43倍。桁が変わるような差ではありません。

こつぶ「圧力IHかそうでないかは大きな分かれ目でしたが、圧力IHどうしの差はそこまで開いていませんでした」

気圧が上がると中の温度はどうなるか

圧力をかける理由は、水の沸点を上げるためです。ふつうの鍋は1気圧で100度までしか上がりませんが、圧力をかけると沸点が上がります。

ここで問題なのは、その温度を公式に書いている社が1社しかないことです。

メーカー気圧の数値対応する温度の記載
タイガー約1.25気圧約106度(1.25気圧の場合の沸とう時、内なべの中の温度/当社調べ)
日立最高1.5気圧記載なし(温度は浸しの約40℃のみ)
象印1.0〜1.3気圧記載なし
東芝1.2気圧記載なし

タイガーの約106度だけが、気圧と温度を結びつけた公式の数値です。ほかの3社は気圧の数値は出しても、それが何度になるのかは書いていません。

なので、1.5気圧の機種が何度で炊いているのかは、公式情報からは分かりません。気圧の数値を見て温度を頭の中で換算するのは、この記事の範囲ではやめておいたほうがよさそうです。

3社は、数値そのものが出てこない

7社のうち残り3社の話です。

パナソニックは16機種すべてで数値なし

パナソニックの炊飯器は「可変圧力IHジャー炊飯器」「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器」という名前で、圧力を看板に掲げています。それでも気圧の数値は出てきませんでした。

16機種を横並びにした比較表には「加熱方式〈圧力〉」という行があります。中身を見ると、SR-X910E・SR-X918E・SR-X710E・SR-X910D・SR-X918D・SR-X710D・SR-N610E・SR-N510E・SR-N518E・SR-N310E・SR-C306Eの11機種が「急減圧バルブ」、SR-N210E・SR-C206E・SR-KT060・SR-AX1・SR-A110Dの5機種が「-」。数値はどこにもありません。

SR-X910Eの仕様ページも開きました。炊飯容量から釜厚2.2mm、銘柄炊き分け73銘柄まで細かく載っているのに、気圧の欄はありません。「Wおどり炊き」の特長ページも同じで、「加圧状態から一気に減圧することで、爆発的な沸騰を生み出します」という説明はあっても、何気圧から何気圧へ落とすのかは書かれていませんでした。

こつぶ「圧力を看板にしている社ほど数値を出している、という関係ではありませんでした」

三菱電機は圧力をかけないと書いている

三菱電機は逆側です。NJ-BW10Jの商品ページに「お米本来のおいしさを引き出すために、『圧力をかけない』炊き方にこだわる三菱ジャー炊飯器」とあります。仕様表に圧力の行が無いのは、載せ忘れではありません。NJ-VW10Jの仕様表も同じく圧力の行がありませんでした。

数値が無いことの意味が、パナソニックと三菱電機で正反対です。前者は「あるけれど書いていない」、後者は「そもそもかけない」。同じ「空欄」でも読み方が違います。

アイリスオーヤマは機械では読めなかった

アイリスオーヤマの公式サイトは、機械的なアクセスを拒否します。今回もHTTP 403が返ってきて、製品ページの本文を取れませんでした。同社の圧力IH機に気圧の記載があるかどうかは、この記事では確かめられていません。

「圧力IH」なのに数値を書いていない機種が6つある

今回いちばん引っかかったのがここです。仕様表の加熱方式の欄に「圧力IH」と書いてあるのに、気圧の数値がどこにも無い機種がありました。

メーカー機種加熱方式の表記気圧の数値
タイガーJPV-L100/JPV-L180圧力IH記載なし
タイガーJPV-M100/JPV-M180圧力IH記載なし
象印NW-YB10/NW-YB18圧力IH記載なし(機能名のみ)

同じタイガーでもJPV-Y型には約1.25気圧と書いてあり、JPV-L型・JPV-M型には無い。同じ象印でも炎舞炊きには1.0〜1.3気圧と書いてあり、NW-YB型には無い。同一メーカーの中でも、書く機種と書かない機種があります

つまり「圧力IH」という表記は、圧力をかける機構があることまでしか保証しません。強さは別に確かめる作業が要ります。

食感の炊き分けの段数と圧力の関係は、別記事にまとめています。

→ 炊飯器の食感は何通り選べる?7社25機種は3〜15通りに分かれた

結論

今回の7社の範囲で言えることは4つです。

1. 気圧の数値を公式ページに書いているのは日立・象印・東芝・タイガーの4社25機種。上限で1.05〜1.5気圧

2. 25機種のうち12機種が1.2気圧。圧力IHどうしの差は約1.43倍で、思ったほど開いていない

3. パナソニックは可変圧力IHを名乗る16機種すべてで数値なし。三菱電機は逆に「圧力をかけない」と明記

4. 同じメーカーの中でも書く機種と書かない機種がある。「圧力IH」の表記だけでは強さは決まらない

買うときの実務的な使い方はこうなります。気圧の数値で比べたいなら、日立か東芝の機種を候補に入れると横並びで読めます。日立は仕様表の行として、東芝は機能一覧の行として、機種ごとの値が同じ書式で並んでいるからです。象印は下限と上限の両方が読めるので、可変幅を知りたい人に向きます。

この記事が向かないのは、パナソニックとアイリスオーヤマの機種で気圧を知りたい人です。前者は公式に数値がなく、後者は公式サイトが機械では読めませんでした。この2社については、店頭で聞くか取扱説明書に当たることになります。

商品リンクはAmazon・楽天市場です。商品写真は楽天市場の出品画像で、写真を押すとその商品ページが開きます。ボタンの価格は、ボタンに書いた確認日時点の楽天市場の表示で、変わることがあります。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しており、リンク経由の購入で紹介料を得ることがあります。

気圧の値はメーカーが公表している仕様値で、多くが「最高」「約」つきの表記です。炊飯中ずっとその圧力がかかっているという意味ではありません。かかる圧力はコースやメニューで変わると象印が注記しています。

調査・編集:炊飯図鑑編集部。こつぶは記事の案内役のキャラクターです(実在の人物ではありません)。

この記事の調べ方と、分からないこと

数値は2026年8月18日に、パナソニック・象印・タイガー・日立・三菱電機・東芝・アイリスオーヤマの7社の公式サイトから集めました。読んだのはHTMLの仕様ページ・機能ページ・商品ページだけで、取扱説明書PDFは今回いっさい開いていません。PDFに書かれている値があるとしても、この記事の集計には入っていません。実機を買って測ったものではなく、メーカーが公表している値をそのまま転記したものです。

集めかたはメーカーごとに違います。日立は仕様ページとそのもとになる仕様データに「圧力・スチーム」「圧力」という行があり、RZ-W100JM/RZ-V100JM/RZ-BV100M/RZ-BV180M/RZ-G10EMの5機種ぶんを転記しました。東芝は各機種の機能ページに「気圧コントロール」という行があり、RC-10ZWA/RC-10SGA/RC-10MGA/RC-10PGA/RC-10HGA/RC-6MGX/RC-18KGW/RC-10HPA/RC-10FPX/RC-6PXXの10機種ぶんを取りました。象印はNW-NB型の商品仕様ページ、NW-KB型の商品仕様ページ、NW-JY型の商品ページの3か所から6機種ぶんを取りました。タイガーはJPV-Y型とJPI-Y型の製品ページの説明文から4機種ぶんを取っています。転記は表記のゆれも含めて、書かれているとおりに写しました。

上限で並べた集計表は、各社の表記から上限にあたる数値を取り出して数えたものです。象印の「1.0〜1.3気圧」は上限1.3、タイガーの「炊きあげ約1.25気圧/高温蒸らし約1.05気圧」は上限1.25として扱いました。日立と東芝の「最高」「圧力可変」の表記もそれぞれ上限として数えています。合計は1機種+7機種+4機種+12機種+1機種で25機種になり、集めた表と一致します。

公表が無いことの確認はこうしました。パナソニックは16機種を横並びにした比較表の「加熱方式〈圧力〉」の行をすべて読み、値が「急減圧バルブ」か「-」のどちらかで数値が無いことを確かめました。あわせてSR-X910Eの仕様ページの全行と、「Wおどり炊き」の特長ページの本文を読み、気圧の数値が出てこないことを確認しています。三菱電機はNJ-BW10Jの商品ページに「圧力をかけない」という記述があること、NJ-BW10JとNJ-VW10Jの仕様表に圧力の行が無いことを確かめました。タイガーのJPV-L型・JPV-M型、象印のNW-YB型は、ページ内に気圧の数値が出てこないことを確認したうえで「記載なし」としています。

読めなかったものも書いておきます。アイリスオーヤマの公式サイトはHTTP 403を返し、製品ページの本文を機械では取得できませんでした。同社の圧力IH機に気圧の記載があるかどうかは確認できていません。象印の機能比較表と日立のラインアップ一覧もページの構造上そのままでは読み取れず、機種ごとのページを個別に開いて確かめています。そのため、ここに挙げた25機種が各社の全機種を網羅しているとは限りません。

分からなかったことを挙げます。まず、公表されているのは上限の値がほとんどで、下限を書いていたのは象印だけでした。東芝の「圧力可変」がどこまで下がるのか、日立の「最高1.5気圧」が何気圧から始まるのかは公表されていません。次に、気圧が内釜の中の温度に何度として現れるのかを書いていたのはタイガーの約106度だけで、他の3社は温度を出していません。そして、気圧の高さと炊き上がりの差を数値で示した公式データは、今回の範囲では見つかりませんでした。圧力の強い機種のほうが好みに合うかどうかは、この記事の情報では判断できません。バルミューダなど他のメーカーは今回の対象に入れていません。

主な出典
日立 RZ-W100JM 仕様
日立 RZ-W100JM 仕様データ
日立 RZ-W100JM 特長(最高1.5気圧)
日立 RZ-V100JM 仕様データ
日立 RZ-BV100M/RZ-BV180M 仕様
日立 RZ-G10EM 仕様データ
象印 NW-NB10/NW-NB18 商品仕様
象印 NW-KB10/NW-KB18 商品仕様
象印 NW-JY10/NW-JY18 商品情報
象印 NW-YB10/NW-YB18 商品情報
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タイガー JPI-Y100/JPI-Y180 製品情報
タイガー JPV-Y100/JPV-Y180 製品情報
タイガー JPV-L100/JPV-L180 製品情報
タイガー JPV-M100/JPV-M180 製品情報
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この記事の書き手: こつぶ(ハムスター・一人暮らし・少量炊き担当)
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