玄米は白米より14〜44分長い|炊飯器19機種の公式値を並べた
炊飯器19機種の「白米」「玄米」「無洗米」の所要時間くらべ
- 玄米は白米より14〜44分長い。倍率は1.25〜1.91倍で、2倍になる機種は今回の範囲では無かった
- 同じ圧力IHでも上乗せは14分から44分まで開く。方式より、メーカーごとの設計の差のほうが大きかった
- 無洗米の分数を白米と分けて公表しているのは19機種中4機種。差が分かる機種では4.5〜7.5分長い
この記事で比べた商品
日立 RZ-W100JM
玄米の上乗せが今回いちばん小さい
¥82,580 楽天・2026年9月6日確認
- 玄米60〜75分。白米(43〜65分)からの上乗せが14分で、今回の16機種でいちばん小さい
- 玄米にも「極上しゃっきり」「極上もちもち」の炊き分けがあり、しゃっきりなら47〜60分
- 玄米で炊けるのは1〜4合。白米は0.5〜5.5合なので、玄米だけ上限が下がる
象印 NW-NC10
白米が42分から。玄米も72分までに収まる
¥75,745 楽天・2026年9月6日確認
- 白米42〜50分は今回の19機種で最短。玄米も66〜72分と上限が低い
- 無洗米の分数を白米と分けて公表している4機種のひとつ(無洗米47〜54分)
- 玄米の分数は仕様ページに無く、取扱説明書のPDFを開かないと分からない
タイガー JPV-L100
玄米61〜72分を5万円台で
¥49,432 楽天・2026年9月6日確認
- 玄米61〜72分・上乗せ16分。日立に次いで小さいほう
- 無洗米は「約1〜5分長くなる」と取扱説明書に明記。増える時間が読める
- 玄米は1〜3.5合まで。白米の0.5〜5.5合より上限が下がる
パナソニック SR-X910E
玄米は78〜105分。時間をかける側
¥99,907 楽天・2026年9月6日確認
- 玄米も無洗米も、分数が仕様ページに書いてある。取扱説明書を開かずに比べられる
- 玄米のほかに「金芽ロウカット玄米ごはん」があり、こちらは63〜72分と短い
- 玄米78〜105分は今回の16機種で最長。白米48分からの上乗せは44分
玄米を炊くと、白米より14〜44分長くかかります。パナソニック・象印・日立・タイガー・三菱電機・東芝の19機種について、公式の仕様ページと取扱説明書に書かれている分数を集めた結果です。
倍率にすると1.25〜1.91倍でした。「玄米は倍かかる」と言われますが、今回の範囲で2倍を超えた機種はありません。いちばん長いのは象印NL-DT10とパナソニックSR-X910Eの105分で、いちばん短いのは日立RZ-W100JMの60分です。
こめきち「白米が50分前後で揃っているのに対して、玄米は60分から105分まで開きます。玄米を炊く人ほど、機種選びで差が出るところでした」
30秒で決めるなら
| あなたの状況 | 見るところ |
|---|---|
| 玄米を毎日炊く。待ち時間を短くしたい | 日立RZ-W100JM(玄米60〜75分・上乗せ14分) |
| 玄米は週に何回か。白米も速いほうがいい | 象印NW-NC10(白米42〜50分・玄米66〜72分) |
| 予算を抑えて圧力式で玄米も炊きたい | タイガーJPV-L100(玄米61〜72分) |
| 玄米より白米の炊き分けを重視する | パナソニックSR-X910E(玄米は78〜105分と長め) |
玄米の時間は仕様ページに書いていない機種が多いので、店頭のカタログだけでは比べられません。下の表がその代わりになります。
19機種の白米・玄米くらべ
白米は標準コース、玄米は玄米の標準コースの値です。分数の幅は、炊く量や条件で変わるとメーカーが注記しているものをそのまま載せています。
| メーカー・機種 | 加熱方式 | 白米(標準) | 玄米 | 差 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日立 RZ-W100JM | 圧力&スチームIH | 43〜65分 | 60〜75分 | +14分 | 1.25倍 |
| タイガー JPV-L100 | 圧力IH | 44〜57分 | 61〜72分 | +16分 | 1.32倍 |
| タイガー JPV-M100 | 圧力IH | 44〜57分 | 61〜72分 | +16分 | 1.32倍 |
| 日立 RZ-V100JM | 圧力&スチームIH | 45〜65分 | 63〜83分 | +18分 | 1.33倍 |
| タイガー JPW-J100 | IH | 44〜56分 | 64〜77分 | +21分 | 1.41倍 |
| タイガー JPW-K100 | IH | 44〜56分 | 64〜77分 | +21分 | 1.41倍 |
| パナソニック SR-N610E | 可変圧力IH | 48分 | 65〜74分 | +22分 | 1.45倍 |
| パナソニック SR-N510E | 可変圧力IH | 48分 | 65〜74分 | +22分 | 1.45倍 |
| パナソニック SR-N210E | IH | 52分 | 75〜80分 | +26分 | 1.49倍 |
| 象印 NW-NC10 | 圧力IH | 42〜50分 | 66〜72分 | +23分 | 1.50倍 |
| パナソニック SR-N310E | 可変圧力IH | 48分 | 72〜79分 | +28分 | 1.57倍 |
| パナソニック SR-C206E | IH | 49分 | 81〜85分 | +34分 | 1.69倍 |
| 象印 NL-DT10 | マイコン | 50〜57分 | 84〜105分 | +41分 | 1.77倍 |
| パナソニック SR-C306E | 可変圧力IH | 45分 | 81〜85分 | +38分 | 1.84倍 |
| パナソニック SR-X710E | 可変圧力IH | 48分 | 85〜95分 | +42分 | 1.88倍 |
| パナソニック SR-X910E | 可変圧力IH | 48分 | 78〜105分 | +44分 | 1.91倍 |
| 三菱電機 NJ-BW10J | IH | 記載なし | 記載なし | — | — |
| 東芝 RC-10ZWA | 真空圧力IH | 記載なし | 記載なし | — | — |
| 東芝 RC-10RXB | 真空IH | 記載なし | 記載なし | — | — |
差と倍率は、幅のある値を真ん中で代表させて計算しています。たとえば日立RZ-W100JMなら白米54分・玄米67.5分として、差13.5分を四捨五入して14分、倍率1.25倍としました。
白米の側は42分から65分の間に全機種が収まります。それに対して玄米は60分から105分。玄米のほうが、機種による開きが倍近く大きいことになります。
上乗せの中身は「吸水」
なぜ長くなるのかは、各社の取扱説明書に書かれています。玄米は表面のぬか層が水を通しにくいので、その分だけ水を吸わせる工程が長くなります。
象印の取扱説明書には、玄米をやわらかく炊く「玄米 熟成」というメニューについて「なべ内の温度を約40℃で約1時間維持してから炊き上げる」と書かれています。この玄米 熟成は、NW-NC10で約133〜142分。標準の玄米コースの倍近くです。
タイガーにも似たメニューがあります。「玄米GABA」は玄米より時間をかけて炊き上げるメニューで、JPV-L100では1時間54分〜2時間4分。約2時間です。パナソニックの「玄米がゆ」は116〜160分(SR-X910E)でした。
玄米で1時間、やわらかめにするなら2時間。段取りとしてはこの二段構えで考えておくと外しません。
方式では割り切れない
加熱方式で分けると、どうなるか。今回の16機種(分数が公表されている機種)を分けてみました。
| 方式 | 機種数 | 倍率の幅 | 平均 | 上乗せの平均 |
|---|---|---|---|---|
| 圧力をかける方式 | 11 | 1.25〜1.91倍 | 1.53倍 | 26分 |
| 圧力なしのIH | 4 | 1.41〜1.69倍 | 1.50倍 | 25分 |
| マイコン | 1 | 1.77倍 | 1.77倍 | 41分 |
圧力式と圧力なしのIHで、平均はほとんど変わりませんでした。圧力式のほうが幅が広いだけです。マイコンは1機種しかないので、平均と言えるほどの数ではありません。
メーカーで分けると、見え方が変わります。
| メーカー | 機種数 | 平均倍率 | 幅 |
|---|---|---|---|
| 日立 | 2 | 1.29倍 | 1.25〜1.33倍 |
| タイガー | 4 | 1.36倍 | 1.32〜1.41倍 |
| 象印 | 2 | 1.63倍 | 1.50〜1.77倍 |
| パナソニック | 8 | 1.66倍 | 1.45〜1.91倍 |
方式よりも、メーカーごとの設計の差のほうがはっきり出ました。 日立とタイガーは玄米の上乗せを20分前後に抑えていて、パナソニックは30分から40分をかけています。同じ「圧力IH」でも、日立RZ-W100JMは14分、パナソニックSR-X910Eは44分です。
どちらが良いという話ではありません。時間をかければ吸水が進むので、短ければ得とも限らない。ただ、玄米を毎日炊く人にとって1回30分の違いは、1週間で3時間半になります。
こめきち「炊飯器の比較で加熱方式ばかり見ていましたが、玄米に関しては方式で決め打ちできませんでした」
無洗米は「書いていない」のが標準
無洗米はどうか。今回の19機種は、すべて無洗米に対応していました。対応していない機種はありません。
ところが、無洗米の所要時間を白米と分けて公表している機種は、19機種のうち4機種だけでした。
| 機種 | 白米 | 無洗米 | 差 |
|---|---|---|---|
| パナソニック SR-X910E | 48分 | 55分 | +7分 |
| パナソニック SR-X710E | 48分 | 55分 | +7分 |
| 象印 NW-NC10 | 42〜50分 | 47〜54分 | +4.5分 |
| 象印 NL-DT10 | 50〜57分 | 58〜64分 | +7.5分 |
残りはどうなっているか。パナソニックの下位6機種は、仕様ページの欄がそもそも「白米・無洗米」とひとまとめで、分数は1つしか出ていません。日立の2機種も、取扱説明書のコース表が「白米/無洗米」の1行になっていて、時間は共通です。
タイガーは別の書き方でした。分数の表は白米の値だけを出したうえで、注記で差を書いています。圧力IHのJPV-L100とJPV-M100は「無洗米選択をした場合、炊飯時間の目安時間よりも約1〜5分長くなります」。圧力なしのIHであるJPW-J100とJPW-K100は「約1〜10分」です。
つまり無洗米は、機能としてはどの機種にもあるのに、時間の情報だけが各社バラバラという状態でした。差が分かる4機種で見ると4.5〜7.5分。タイガーの注記と合わせても、無洗米で増えるのはおおむね10分以内と考えてよさそうです。
メニューの対応そのものは別の記事で11機種ぶん並べています。
分数を書いていない機種が3つある
19機種のうち3機種は、白米も玄米も分数が見つかりませんでした。三菱電機NJ-BW10J、東芝RC-10ZWA、東芝RC-10RXBです。19機種中3機種、約16%にあたります。
三菱電機は、商品ページに「うま早」「お急ぎ」という早炊き系のモードだけ分数を出しています(0.5合約28分/3合約30分、0.5合約19分/3合約24分)。標準の白米コースが何分かは、公式ページからは分かりませんでした。この2つの数字は早炊きの記事でも同じ扱いにしています。
東芝の2機種は、仕様ページにも機能一覧にも炊飯時間の欄がありません。取扱説明書は公式サイトからダウンロードできますが、ダウンロードの前に利用条件への同意画面があるため、今回は取得していません。「玄米」コースと「白米・無洗米」コースがあることまでは、機能一覧で確認できました。
書いていない側を責める話ではなく、そういう機種があるという前提で買いに行く必要がある、という話です。玄米が主食なら、店頭で聞くか、取扱説明書を先に見るかになります。
玄米が長い機種・短い機種を4つ
日立 RZ-W100JM|玄米の上乗せが今回いちばん小さい
- 玄米60〜75分。白米(43〜65分)からの上乗せが14分で、今回の16機種でいちばん小さい
- 玄米にも「極上しゃっきり」「極上もちもち」の炊き分けがあり、しゃっきりなら47〜60分
- 玄米がゆも75〜95分で、他社の同種メニューより短い
- 玄米で炊けるのは1〜4合。白米は0.5〜5.5合なので、玄米だけ上限が下がる
- 白米の幅が43〜65分と広く、条件によっては白米のほうが玄米に近づく
- 楽天の実勢価格は8万円台。今回の4機種では高いほう
玄米を毎日炊いて、待ち時間を短くしたい人向けです。RZ-W100JMは玄米の上乗せが14分で、パナソニックSR-X910Eの44分と比べると30分ちがいます。
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象印 NW-NC10|白米が42分から。玄米も72分までに収まる
- 白米42〜50分は今回の19機種で最短。玄米も66〜72分と上限が低い
- 無洗米の分数を白米と分けて公表している4機種のひとつ(無洗米47〜54分)
- 玄米をやわらかく炊く「玄米 熟成」(約133〜142分)と、標準の玄米を選び分けられる
- 玄米の分数は仕様ページに無く、取扱説明書のPDFを開かないと分からない
- 玄米 熟成を選ぶと2時間超。予約炊飯の時間計算がややこしくなる
- 前の型のNW-NB10とは分数が違う(NW-NB10の白米は約47〜55分)
白米も玄米も待ちたくない人向けです。NW-NC10は白米と玄米の両方で今回の上位に入りました。
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タイガー JPV-L100|玄米61〜72分を5万円台で
- 玄米61〜72分・上乗せ16分。日立に次いで小さいほう
- 無洗米は「約1〜5分長くなる」と取扱説明書に明記。増える時間が読める
- 栄養素を増やす「玄米GABA」も選べる(1時間54分〜2時間4分)
- 玄米は1〜3.5合まで。白米の0.5〜5.5合より上限が下がる
- 白米の分数(44〜57分)は商品ページに無く、取扱説明書を開く必要がある
- 同じ内容のJPV-M100が併売されていて、型番だけでは違いが分かりにくい
玄米も炊きたいが予算は抑えたい人向けです。JPV-L100は楽天の実勢が5万円台で、玄米の分数は上位機と同じでした。
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パナソニック SR-X910E|玄米は78〜105分。時間をかける側
- 玄米も無洗米も、分数が仕様ページに書いてある。取扱説明書を開かずに比べられる
- 玄米のほかに「金芽ロウカット玄米ごはん」があり、こちらは63〜72分と短い
- 発芽・分づき米も45〜65分の欄が用意されていて、玄米以外の選択肢が広い
- 玄米78〜105分は今回の16機種で最長。白米48分からの上乗せは44分
- 玄米がゆは116〜160分。2時間半近くかかることがある
- 楽天の実勢価格は9万円台で、今回の4機種でいちばん高い
玄米は週末にまとめて炊く、平日は白米という人向けです。SR-X910Eは玄米に時間をかける代わりに、玄米の分数を仕様ページで公開している数少ない機種です。
Amazonで探す楽天市場で見る ¥99,907(2026年9月6日確認)
結論:玄米は「1時間強」で見ておく
今回の19機種で言えることは3つです。
1. 玄米は白米より14〜44分長い。倍にはならないが、30分前後の上乗せは覚悟する
2. 上乗せの大きさは加熱方式で決まらない。日立とタイガーが20分前後、パナソニックが30〜40分と、メーカーで分かれた
3. 無洗米は全機種にあるのに、時間を分けて書いているのは4機種だけ。増えるのは10分以内とみておく
玄米を炊く日の段取りとしては、白米のつもりで50分と見積もると足りません。1時間強、やわらかめのメニューを使うなら2時間。この2つを頭に入れておけば、夕食の時間はずれません。
この記事が向かないのは、玄米の炊き上がりのやわらかさや味を比べたい人です。今回そろえたのは分数だけで、食感や食味は扱っていません。
商品リンクはAmazon・楽天市場です。商品写真は楽天市場の出品画像で、写真を押すとその商品ページが開きます。ボタンの価格は2026年9月6日に確認した楽天市場の表示で、変わることがあります。当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しており、リンク経由の購入で紹介料を得ることがあります。
分数はメーカーが公表している目安です。実際の炊飯時間は炊く量・室温・水温・電圧・水加減で変わると各社が注記しています。
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調査・編集:炊飯図鑑編集部。こめきちは記事の案内役のキャラクターです(実在の人物ではありません)。
この記事の調べ方と、分からないこと
数字は2026年8月12日に、パナソニック・象印・日立・タイガー・三菱電機・東芝の公式仕様ページ・公式商品ページ・公式の取扱説明書PDFから集めました。6社19機種です。実機を買って計ったものではなく、メーカーが公表している目安の値を集めたものです。価格比較サイトやECの商品説明は使っていません。
掲載機種は、各社の公式サイトのラインアップ一覧・比較表に載っているものだけにしました。着手時にはタイガーJPV-Y100を候補にしていましたが、公式の商品ページが「生産終了品」表記になっていたため、現行のJPV-L100・JPV-M100・JPW-J100・JPW-K100に差し替えています。象印も、炎舞炊きの一覧にあるのはNW-NC10で、以前調べたNW-NB10は一覧から外れていました。マイコン機も、マイコンの一覧に載っているNL-DT10を使っています。
集めかたはメーカーごとに違います。パナソニックの8機種は、仕様ページの表に「白米・無洗米 ふつう」「玄米 ごはん」の分数が載っているので、そこから転記しました。象印の2機種は取扱説明書PDFの「炊き上がりまでの時間の目安」の表(NW-NC10はP.13、NL-DT10はP.11)から、1.0Lサイズの列を読み取っています。日立の2機種は取扱説明書の「炊飯コースの使い分け」(P.16〜P.17)、タイガーの4機種は取扱説明書の「メニューのご紹介」(JPV-L100・JPV-M100はP.2とP.8、JPW-J100はP.3とP.8、JPW-K100はP.3とP.7)の1.0Lタイプの値です。
差と倍率の計算は、幅のある値を中央値に置き換えたうえでの引き算と割り算です。たとえば象印NW-NC10なら白米46分・玄米69分として、差23分・1.50倍としました。四捨五入は小数第1位で行っています。この計算に使った16機種の中央値は、記事中の表と同じ値です。
条件の扱いも書いておきます。象印は「電圧100V・室温20℃・水温18℃」、日立は「電圧100V・室温20℃・水温18℃」、タイガーは「電圧100V・室温23度・水温23度・水加減は標準水位」と明記しています。パナソニックの仕様ページには測定条件の注記が見当たりませんでした。条件がそろっていないので、メーカーをまたいだ1分単位の順位づけはしていません。倍率は同じ機種の中での比なので、条件の違いの影響は小さいと考えています。
早炊きの記事との数字の関係も書いておきます。パナソニック8機種の白米「ふつう」(48分・52分・45分・49分)と、日立RZ-W100JMの「極上ふつう」43〜65分は、早炊きの記事と同じ値です。象印だけは機種が入れ替わっていて、早炊きの記事で使ったNW-NB10の白米は約47〜55分、この記事のNW-NC10は約42〜50分です。同じ「ふつう」でも型が変わると分数が変わるので、2つの記事の象印の数字は直接くらべないでください。
分からなかったことを書いておきます。三菱電機NJ-BW10Jは、商品ページに「うま早」「お急ぎ」の分数はありますが、標準の白米コースと玄米コースが何分かは公式ページから分かりませんでした。東芝RC-10ZWAとRC-10RXBは、仕様ページにも機能一覧にも炊飯時間の欄がなく、取扱説明書は利用条件への同意画面の先にあるため今回は取得していません。パナソニックの6機種(SR-N610E・SR-N510E・SR-N310E・SR-N210E・SR-C306E・SR-C206E)と日立の2機種は、無洗米の分数が白米と分けて公表されていません。象印とタイガーの1.8Lサイズ(1升炊き)の値も取扱説明書にはありますが、今回は5.5合クラスにそろえるため使っていません。玄米の炊き上がりのやわらかさや味は、この調べ方では分かりません。
